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梨秋

Author:梨秋
梨秋(りしゅう)風月へようこそ。
ここでは私が日々書き綴った二次創作SSやら趣味やら、日常やらをアップしていきたいと思っています。

なお、個人的なファンサイトであり、公式サイト様とは一切関係ありません。

百合・GL要素を多く含んでおりますので、苦手な方は回れ右でお願いいたします。

現在の取り扱いジャンルは
『けいおん』唯梓

いずれは他のCPも書いてみたいなぁ。

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DATE: CATEGORY:連載
3作目の唯梓SSとなりますが、今回はちょっと長め。
そのSSの導入部分となります。
お楽しみいただければ幸いです。



『揺れる想い、変わらぬ笑顔』



外に出ればまだまだ汗が噴出すような日が続いているが、日差しの柔らかさが秋の到来を予感させる今日この頃。
そんなある日、部活終わりの帰り道――。


私にとっては2度目となる高校の夏休みを終え、先輩達3年生はだんだん受験勉強や模試対策で忙しくなってきているようだ。
そんな中、今日は久しぶりにHTT全員がそろって練習することが出来た。

「久しぶりにみんなで演奏するとたのしかったー。ギー太も寂しい思いをさせてごめんよー」
これからはいっぱい構ってあげるからねぇなどと言いながら、唯先輩はギー太に頬ずりしている。
自分の楽器を大切にしているのはいいことだけど、常識人の私としては周りの奥様方の微笑ましい視線が気になる。
ほら、すっごい見られちゃってますよ。

「もう、そんなふうによそ見してると転んじゃい「うわっ!」
気恥ずかしさもあり、あまりにもフワフワ歩いてる唯先輩を見かねて声をかけようとした矢先、唯先輩は見事段差に足をとられた。

「ちょっ、あぶな……っ!」
反射で唯先輩の腕を掴み、ぐいっと引っ張り、後ろから抱え込むようにして唯先輩が飛んでいくのを阻止。
危ないなぁ、このままだと地面に顔から突っ込むとこだよ。仮にも女の子なんだから、その辺気をつけてほしい。
「……っ。ほわぁ、危なかった~。ごめんね、あずにゃん。ありがとう」
さすがに驚いたのか、しばらくは私に抱きとめられたまま硬直していた唯先輩は振り返り、首を竦めて照れ笑いを浮かべた。

「……っ! もう、気をつけてくださいよ。怪我でもしたらどうするんですか」
あれ、私、何でこんなにどきどきしてるんだろ。唯先輩の笑顔なんて見慣れてるはずなのに。抱きしめていた腕を解き、じわじわと熱を帯び始めた顔を俯け隠す。
そんなこっちの状態などお構いなしに、唯先輩はやっと落ち着きを取り戻したようで、いつもと変わらぬ笑顔で私の頭を撫でてくる。
「ありがとね、あずにゃん。よしよーし」

「にゃっ、ちょ、ちょっと唯先輩! やめてくださいっ」
赤くなった顔を見られたくなくて、咄嗟に腕で唯先輩の体を遠ざけた。
わ、唯先輩の身体柔らか……っ! って、私なに考えてんのっ。

「ぶーあずにゃんのケチー。ちょっとくらいいいじゃんかー」
「よくないです! ほら、憂も待ってるでしょうし、早く帰りましょうよ」
きっと真っ赤になっているだろう顔で抗議するが、唯先輩は相変わらず。


そう、今日は金曜日。
今から明日のお昼ごろまで、平沢家にお泊りなのだ――。




続く

テーマ : 二次創作:小説 - ジャンル : 小説・文学

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